年長児◇「ちからをあわせて まきものをさがして」

今週のバスハイクに向けて昨日から青組会議を重ねている年長さん。巻物の地図に書かれた「たてがみ」というワードを一緒に解読し、パソコンで調べ、地図を出すと「ここじゃない?」となり、バスハイクの目的地としたのが昨日。

今日は、バスハイクの【夕ご飯会議】。カレー作りをする際に、子ども達の仕事として、野菜の下準備をすることにしています。

家で見たこと、一緒に手伝って作った事がある子もチラホラ。玉ねぎ班、人参班、ジャガイモ班を決めて、段取りの確認をしました。

ついでに巻物に書かれていた【ちからをあわせて】と部分を、話し合う会議もして、”ちからをあわせる”ってどういう事だろう?と問いかけてみました。なんとなく抽象的にはわかっているだろうけど言葉にして説明する事が難しそうで、静かになる子ども達。

「例えば、夏祭りとか準備はどうやった?」「運動会のソーラン節は一人だった?みんなだった?」と今までやってきた’力を合わせた”場面をヒントに出しながら聞いてみると、「そうだった」「〇〇した」と応えてくれていました。

「じゃあ、」と7月の保育参観時に話した「チクチク」「ふわふわ」言葉についても触れ、どっちの言葉が”力を合わせる”事ができるだろう?

と思い出す事と最近の年長さん達の言葉遣いや友達に対する関わりも含め、話をしてみました。

いろんな経験をして、子ども達自身が自分でどれだけ考えて、感じてくれているかはわかりませんが、【一律で教えられる経験】よりも時間はかかるかもしれないけど、その子その子で違う【感じる経験】を沢山して、その子のスピードで育ってくれたらと思います。