年長児◇1月の子ども達の姿から

新しい年が始まったと思ったらもう1カ月が経ちました。1月は凧作りからはじまり、あやとり、花いちもんめブーム。去年から続くドッチボール、長縄、縄跳びもまだまだ子ども達の中で遊びは継続中の様子。寒さも感じながら園庭に出ると身体を沢山動かし、10分~15分もしない内に「暑くなった!」と上着を脱いで元気に遊ぶ子ども達。

そんな1月のある日の場面から。

砂場で大きな穴を友達と掘っている時に幼虫を見つけた男の子がいました。「何かに入れときたい」との事だったので、バケツに砂をいれて観察する事にしました。ただ、そのままだと知らない人からみたら”ただの砂が入ったバケツ”だから何か書いて貼っておく事を提案しました。すると「書けないもん」と男の子。じゃあ書いてあげるよーと準備して書いていると、一人の女の子が鉛筆片手になにやら考えながら文字を書いていました。どうやらそのやり取りを近くで聞いてた女の子で、「書いてあげよっか?」と男の子に言ってくれたらしく、見た人に伝わる文章を考え、少し時間をかけて”ようちゅうがはいっているので さわらないでね”と書いてくれたのでした。

とっても優しさの伝わる文章だなぁと思いました。

大人に尋ねずに自分で”どうやったら…”と考えて書けるって素敵だなと感じた場面でした。